新型コロナの緊急事態宣言やまん延防止重点措置で、都知事からは都県をまたぐ移動は控える様に言われていますので、年明けからずーっと様子を見てきましたが、流石に限界ですよね。撮影自体は三密では無いですが、なるべく単独で撮影できるような計画を立てたいと思います。
前回の撮影から半年近く経過してしまいましたが、実は昨年末に発注していた機材が先月に手元に届き、撮影の準備を進めてきたところでした。機材と言うのは以下の鏡筒です。
      ε-160ED
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以前、MT160で使用していた鏡筒バンドを持ってきて、同様にFSQ130EDで使用していたファインダーとガイド鏡(GT-40)をセットしてみたところです。
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購入の理由の第一は、機材の軽量化です。FSQ130EDの12.7㎏に対して6.9㎏と半分近いので、設営及び撤収時の負荷が軽減され助かります。もう歳ですから・・・ 第二は回折限界に近いスポット特性で、やはり魅力ありますね。実際に限界まで撮影できるかどうかは別問題ですが・・・

と言う事で、4月ですが、月明かりが残る中、朝霧高原に行って来ました。月の没が0時過ぎでしたので、何とかギリギリ撮れたと言った所です。
      M8 M20
M8M20web
      ε-160ED + Clear Filter
      EOSRa ISO1600
      3min x 30
      Mount CLUX200HDA
      Guide GT-40 + QHY5Ⅲ174M + PHD2
      Software PSCC2021 + SI8

撮影後にLEDパネルでフラットを撮っていたのですが、フリッカーが出ていたので、帰宅後に再度撮ってみましたが、なかなか合わないですね。EOSRa独特の上下の蹴られが取り切れませんでした。上の写真では若干の過補正として確認できます。これはFSQ130EDにF3Reducerを着けた時と同じ状況でした。(参照 EOSRaファーストライト http://esato1954.livedoor.blog/archives/5082598.html)
5月の新月期になり、たまたま片品に行く用事が出来たので、雲の合間を縫って庭撮りしてきました。昨年故障したガイドカメラ(Ultraster)が丁度、戻って来たのでその動作確認も併せて行って来ています。
      マルカリアンの鎖
マルかリアンweb

      ε-160ED + Astrodon LRGB Filter
      QHY16200A Gain:0 Offset:130 -20℃
      L:5min x 4  RGB:各5min x 3
      Mount CLUX200HDA
      Guide GT-40 + Starlight Ultrastar + PHD2
      Software PSCC2021 + SI8

両日ともにジェット気流が掛かっていたので、シーイングは良くなくガイドも暴れていたのと、一部の画像に雲が掛かっていて、今一でした。と言う事で、εの性能発揮には至りませんでしたが、周辺まで均一な像は流石だと思います。

これから様子を見ながら撮影を始めようと思たのですが、今度は梅雨が早まる様で、思う様にはいかないものですね。う~ㇺ なかなかスタートできない!

話は違いますが、最近のNHKの大河ドラマで「エイイチ」が呼び捨てにされていますね。自分のことではないと分かっちゃいるのですが、呼ばれるとドキッとしてしまいます。精神衛生上あまり良くないかも・・・ですね。