台風21号が過ぎた後、晴天が続く予報が出て、しかも新月期でしたので、ここしか無いとばかりに片品に向かいました。 温度順応に時間が掛かるので、夕刻からセットアップを開始して月の入りを待って撮影を開始しました。
前回からQHYのカメラに変更しているのでその特徴を探るテスト的な撮影と、ナローを組み合わせた撮影で予定を組んでみました。
IC1396 LRGB
FSQ130ED + F3Reducer + Astrodon GenⅡ Tru-Balance E
QHY16200 -25℃
L:5min x 8 RGB各:5min x 2 (2x2ビニング)
ちょっと時季外れですが、テストと言う事で撮影条件もベーシックなところでまとめてみました。処理もおとなしく・・・
IC405周辺 LRGB
FSQ130ED + F3Reducer + Astrodon GenⅡ Tru-Balance E
QHY16200 -25℃
L:5min x 8 RGB各:5min x 2 (2x2ビニング)
ぴんたんさん風にカラーマッピングしてみました。
なかなか思う様にはいきませんね。
ならば他の被写体と言う事で・・・
MGC1499 SAO合成+カラーマッピング
FSQ130ED +F3Reducer + Astrodon SⅡ、Hα、OⅢ
QHY16200 -25℃
SⅡ:5min x 8 Hα:5min x 8 OⅢ:5min x8
撮影をしてみて
F3Reducerを使用すると画像の上下に影が入る事が判りました。勿論フラット補正
で解消するのですが、丁度デジイチのミラーケラレのような状態で、フィルター手前
の窓枠が影響している様です。 削って広げられるか検討中です。
画素数が多いので仕方が無いんでしょうけど、転送時間が長いので、β-SGR動
作とか、フラット作成に時間が掛かるのがちょっと辛いですね。
撮影場所について
何時もの撮影場所にゲートが出来ていて入れなくなっていました。 今回は管理
元に連絡して入る事が出来ましたが、今後は難しくなりそうです。一段下の太陽光
パネルのところは管理者が別なので、今のところ入れて、パネルの間から狙う事
は出来ます。
しかし二晩連続で疲れたのでした。