星より機材

天体写真いつまで経っても暗中模索

2017年02月

2月3日、お昼に恵方巻を食べた後、モカのパパさんと連絡を取って、星野河川公園に向かって出かけました。 今回はガイドずれの対策確認を含めた撮影になります。
以前、C8で撮影した時も同じように、ガイド星は固定されているものの、撮影画像がだんだんずれていく現象が起こっていたので、その共通点は何か・・・と言う事で至ったのがガイド鏡でした。そこで今まで使用していた古いPentax鏡筒からタカハシGT-40に入れ替えてみました。
撮影は、前回同様FSQ130ED+Extender 2X+QSI683で、系外銀河を狙ってみました。

M81(月が出ている間の撮影です)
M81web
FSQ130ED+Extender 2XⅢ+Astrodon Trubalance
QSI683 -25℃
L:10min x 6 RGB:各10min x 2

結果から言うと、ガイド鏡の問題も若干はありそうですが、本質は直っていませんでした。そこでガイド鏡、主鏡の取り付け部分の確認と増し締めを行って、再挑戦と言う事になりました。

M106
M106web
        FSQ130ED+Extender 2XⅢ+Astrodon Trubalance
        QSI683 -25℃
        L:10min x 12 RGB:各10min x 3

これでもか・・・
と、思いを込めて撮影したものの、敢え無くエラー発生。残すところは強化したはずのEFマウントしか無いよね。 これは現地では対応できないので、持ち帰って再検討になりました。
このままではガイド鏡のGT-40が浮かばれないので一言。
小型、軽量、剛健でガイド機能は全く問題ありませんでした。強いて言うとガイドカメラとしてSX Superstarを使っていますが、ガイド鏡の合焦位置の関係でぎりぎりの取り付けになってしまいました。もう少し余裕が欲しいところデス。

M101(撮影後のちょっとした時間で)
M101web
FSQ130ED+Extender 2XⅢ+Astrodon Trubalance
QSI683 -25℃
L:10min x 1 RGB:各10min x 1

時刻が遅くてだんだん条件が良くなって来てはいますが、この枚数でも結構撮れるものですね。 






天文ガイド3月号に入選いたしました。 
作品は昨年12月にアップしたSh2-240のHαを加算していない方の画像です。

IMG_20170205_0001

星の色を出す試みとして、ソフトフィルターを使って撮った(星の色を強調した)画像と通常のフィルターで撮った星雲の画像を比較明合成したもので、カラフルに仕上げることが出来たのが良かったのだろうと思います。

しかし、前回の天ガ入選はいつだったか・・・本当に久し振りなので喜んでいるところです。 

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