FSQ130EDにF3Reducerを取り付けて、6D冷却改造で撮影した際、若干ではありますが、四隅ののうち二隅の星像が伸び気味になっていました。F値が小さく被写体深度が下がるので仕方ないところですが、調整出来ればよいと思い、スケアリング調整できるEOSマウントに変更することにしました。
原因は光軸ずれかも知れませんが、先ずは撮影系全体のスケアリングを調整することで押さえられるかどうか試してみると言う事です。
この撮影系ではスケアリング調整する機構が無いので、スケアリング調整機能を持つEOS強化マウントを探したところ、三基光学館で扱っていたので早々に購入してきました。
左が今まで使用していたタカハシ製の強化マウントで、右側が今回購入したマウントになります。押しネジ引きネジによる調整機構が四か所あって、そこで調整することになります。
6Dに強化マウントを付けた状態で、マウント端面を基準にレーザーコリメーターで測定したところ、タカハシ製のマウントで若干のエラーが確認できました (原因は不明)。 先ずはこのエラーを押さえ込めるかどうか、今回購入した強化マウントに入れ替えて測定したところ、タカハシの2倍程度のエラーが確認できました。そこから調整に入り、一応、エラーの無い状態にすることが出来たので、次の撮影時に使用してみようと思います。