なかなか更新できない状況が続いていましたが、4月1日に漸く嬬恋に出掛けて撮影してきましたのでアップします。4月1日でしたのでエイプリルフールではありますが、何とか撮影出来ました。
前回の撮影から4ヶ月も経ってしまいましたが、実はその間に2回ほど撮影には出掛けているんです。が、トラブル続きで凹んでいたんです。(その内容は最後に“メモ”として書いておきます)

季節的に銀河狙いになると言う事で、今回は待ちに待ったε-160ED用のエクステンダーが届きましたので早々に組み込んで出発しました。
Ext
とは言ってもエクステンダー込みで800mmですからちょっと短いので、ASI183MMproと組み合わせてM106を広めに狙ってみました。

      M106
M106web
      ε-160ED + Extender1.5x + AstrodonL RGB Filter
      ASI183MMpro Gain:111 Ofset:10
      L:5min x 27 RGB:各5min x 7(1x1ビニング)  
      Mount:CLUX200HDA
      Guide:GT-40 + Ultrastar + PHD2
      Software:Photoshop、FlatAidPro、StellaImage

そこそこ時間を掛けて撮影していますがガイドが微妙に落ち着かなく、結果として期待したほど解像度が上がりませんでした。改めて気流が良い日に再挑戦したいと思います。

2回のトラブルについて・・・
1回目は、3月6日に朝霧高原で、ASI6200MMproをMaxImDLで、ASI2400MCProをSharpCapでコントロールさせたのですが、ASI6200のFilterがコントロールされていませんでした。原因不明ですが、何故かSharpCapに接続されていた様です。その結果、ASI6200のHαと思われる画像だけが残っていました。
       IC2177
 A10加算TC
      ε-160ED + Astrodon Hα ilter(5nm)
      ASI6200MMpro Gain:100 Ofset:50
      Hα:5min x 10   
      Mount:CLUX200HDA
      Guide:GT-40 + Ultrastar + PHD2
      Software:Photoshop、FlatAidPro、StellaImage

2回目は、3月10日に佐久にて撮影していた時に、ASI2400MCProをε160EDに接続するためにM54の延長管を制作して使用しました。撮影時カメラを回転させる際に、ε-160EDのカメラ回転装置を使用したところ、光軸が思いっきりずれてしまい、それに気が付かず撮影していました。不注意でした。


そこで、今回は岩田製作所さんに50μ厚でリング状のSimを複数制作して頂き、角度調整に使用しました。微調整はキッチン用アルミホイル11μを挟んで使用する事で何とか角度は合わせることが出来ました。
ring
左のリングの内径が54.1mm、右側の内径が42.1mmとなります。
なかなか思う様にはいかないものですね・・・