29日、広範囲で晴天が期待できそう。丁度、別件で片品に来ていたので、近場で撮影できないか探していて気になったのがスキー場の駐車場。スキーシーズン前なので空いているはずと言う事で、以前一度行ったことがある玉原に行ってみました。ちょっと道を間違えてスキー場を過ぎてしまったのですが、玉原高原中心広場と言う整地されたところがあり、視界も良く照明も全く無いので撮影場所として選んでみました。
周辺が暗いので19時には天の川が良く見える状況になったので早い時刻から撮影が出来そうな状況になりました。早々に前回右側を撮影した網状星雲の左側を前回の右側とのモザイク合成をする前提でレイアウトして撮影開始しました。

      網状星雲(NGC6992)AOO
 網状星雲左2web
      ε-160ED + Astrodon Hα(5nm)OⅢ(5nm)Filter
      ASI6200MM Pro Gain:100 Ofset:50
      Hα:5min x 14 OⅢ:5min x 15
      Mount CLUX200HDA
      Guide GT-40 Ultrastar + PHD2
      Software:PhotoshopCC、FlatAidePro、StellaImage8

      網状星雲(NGC6960 + NGC6992)モザイク合成
網状星雲モザイクトリミングTC2web
      Software:StellaImage8
最初、PhotoshopのPhotomergeで合成してみましたが、微妙につなぎ目が見えていたので今回はStellaImageを使いました。今回はこちらの方が良さそうでした。
引き続きIC1805(ハート星雲)の撮影を開始しました。月の出が23時過ぎでしたので、それまでの間、LRGBで、その後はHα、OⅢで撮影してみました。

      ハート星雲(IC1805)LRGB
ハートLRGBweb
      ε-160ED + Astrodon LRGB Filter
      ASI6200MM Pro Gain:100 Ofset:50
      L:5min x 8 RGB:各 5min x 3
      Mount CLUX200HDA
      Guide GT-40 Ultrastar + PHD2
      Software:PhotoshopCC、FlatAidePro、StellaImage8

      ハート星雲(IC1805)AOO
ハートAOOweb
      ε-160ED + Astrodon Hα(5nm)OⅢ(5nm)Filter
      ASI6200MM Pro Gain:100 Ofset:50
      Hα:5min x 12 OⅢ:5min x 12
      Mount CLUX200HDA
      Guide GT-40 Ultrastar + PHD2
      Software:PhotoshopCC、FlatAidePro、StellaImage8

撮影終了後、撤収を開始したところ鏡筒はじめ装置全体に霜が降りている状態でした。幸い反射鏡は綺麗でしたが、鏡筒の内側に霜が積もっていたので家に帰って掃除をしようと思い、そのまま車に詰め込んだのですが・・・帰宅して鏡筒を空けてみると主鏡、斜鏡が結露していて分解掃除をすることになってしまいました。対策を考える必要がありそうですね。ほかの方々は如何対応されているのでしょうか?