星より機材

天体写真いつまで経っても暗中模索

12月に入って天候も安定しているので、15日、17日の二晩、撮影してきました。雲の発生予報の関係で、15日は湯河原の星が山公園に、17日は朝霧高原と言う事にしました。

今回もFSQ130ED+ASI183MMの組み合わせで撮影を開始したのですが、湯河原は東に首都圏が広がっていて必ずしも暗い空ではないので、撮影開始の時刻を遅らせて開始。撮影時にL画像がちょっと飽和気味かなとは思ったのですが、そのまま撮影を続けたところ・・・
最初に撮影したのがNGC2359(トールのヘルメット)ですが、5分露光のL画像の星像が肥大化してしまい折角の解像度が落ちてしまうので没としました。が、幸いRGB画像を各6カットづつ撮影していたので、それを活かして処理してみました。

      NGC2359 トールのヘルメット
トールのヘルメットweb
      FSQ130ED+Astrodon LRGB Filter
      ASI183MMPro Gain:270 Ofset:10 -20℃
      RGB:各5min x 6
      Mount:CRUX200HDA
      Guide:GT40+QHY5Ⅲ174M+PHD2
      Software:SI8、PSCC2021

続けてLDN1622。これはバーナードループの丁度M78の対岸の暗黒星雲で、丁度画角が合ったので撮影してみました。日付が変わってからの撮影で、大分暗くなってきた為かL画像も問題なく撮影出来ました。

      LDN1622
LDN1622web
      FSQ130ED+Astrodon LRGB Filter
      ASI183MMPro Gain:270 Ofset:10 -20℃
      L:5min x 12 + 20sec x 15    RGB:各5min x 4
      Mount:CRUX200HDA
      Guide:GT40+QHY5Ⅲ174M+PHD2
      Software:SI8、PSCC2021

それなりに見られるな~ なんて考えているのは私だけ?

二晩目の朝霧高原。カメラをEOSRaに変えて広い範囲を狙ってみました。
今までRaのホワイトバランスはAutoにしていたのですが、色温度を特定した方が良いかと考えて、今回は4700k に設定してみました。RAW画像から処理するので関係ないような気もするのですが・・・
最初は周辺が明るいので(横のトイレの照明も消えてない)高度の高い被写体と言う事で、

      vdB14 vdB15(トリミング)
vdB14 vdB15web
      FSQ130ED+Clear Filter
      EOSRa  ISO1600
      3min x 27
      Mount:CRUX200HDA
      Guide:GT40+QHY5Ⅲ174M+PHD2
      Software:Canon DPP4、SI8、PSCC2021

時刻も23時を回り暗くなってきたので、引き続き、

      Sh2-308ミルクポッド
Sh2-308ミルクポッドweb
      FSQ130ED+NB2-PM Filter
      EOSRa  ISO3200
      3min x 23
      Mount:CRUX200HDA
      Guide:GT40+QHY5Ⅲ174M+PHD2
      Software:Canon DPP4、SI8、PSCC2021

EOSRaの使用回数がまだ少ない事もあって、画像処理に手間取ってしまい、ブログへのアップが遅くなってしまいました。特に淡い所の色再現が難しくとても綺麗とは言えない状況です。この辺は撮影方法、フィルタリングも含めて検討しないと綺麗な仕上がりは望めそうも無いですね。

と言う事で、今年はここまで。
お立ち寄り頂きありがとうございました。来年も宜しくお願い致します。

前回、撮影に使用したFSQ130EDとASI183MMProの組み合わせがとても良い結果だったので、今回も同じ組み合わせで準備を進めてきました。が、なかなか思う様にいかないものだと言う事をつくづく思い知らされた結果となてしまいました。

本来は11月17日に行きたかったのですが、用事が出来てしまい、18日にずらすことになってしまいました。たまたまそのタイミングでWindows10のアップデートが入ったので、普通に処理をして出かけたのですがそこが最初の問題点でした。

撮影場所はSCWで確認のうえ星野河川公園に決めて、現地でセットアップしていたところ、ステラナビと赤道儀が繋がらない!!! 望遠鏡コントロールで接続確認して“閉じる”ボタンを押すとハングアップするという症状で、サブPCに変えても同じ。接続をBluetoothからUSBに変えても同じ。一度諦めたのですが、ひょっとしたら・・・と言う事でWindowsのアップデートをロールバックしたところ、接続できました。
アップデートした時には事前の動作確認が必要ですね。因みに問題のWindowsアップデートは20H2で、後から確認したところ、20H2でもステラナビの望遠鏡コントロールで“場所と時間を送信”のチェックを外すと、ハングアップはしませんでした。ご参考まで。

時間をかなり使ってしまいましたが、気を取り直して準備を進めたところ、ガイドが暴れまくっている!!! 問題点その2は劣悪なシンチレーション。改善という訳には行かないので、そのまま撮影開始。
案の定、ボケボケの締まらない画像になってしまいました。

一応、結果としてアップしておきます。

      NGC281(パックマン星雲)
NGC281-3web
      FSQ130ED+Astrodon LRGB Filter
      ASI183MMPro Gain:270 Ofset:10 -20℃
      L:3min x 10 + 20sec x 8
      RGB:各3min x 3 (2x 2ビニング)
      Mount:CLUX200HDA
      Cuide:GT40 + QHY5Ⅲ174M + PHD2
      Software:SI8、PSCC2020

      IC443(クラゲ星雲)
IC443web
      FSQ130ED+Astrodon LRGB Filter
      ASI183MMPro Gain:270 Ofset:10 -20℃
      L:3min x 14 + 20sec x 8
      RGB:各3min x 6 (2x 2ビニング)
      Mount:CLUX200HDA
      Cuide:GT40 + QHY5Ⅲ174M + PHD2
      Software:SI8、PSCC2020

日付が変わって、オリオンが上がって来てからM78の撮影に入ったのですが、結果をアップできるまで至らなかったので、ここまでと言う事で・・・

次回に期待・・・かな。




10月18日、たまたま片品に行く用事が出来たので、うまく晴れれば撮れるかも知れないと期待して、機材を積み込んで早朝に出発しました。用事を終わらせてGPVで調べると良さそうでしたので、撮影地を探しに・・・

片品では2006年頃からサエラリゾートの駐車場で数多く撮影していたのですが、数年前にリゾートが閉鎖されて、そこに太陽光発電施設が出来た関係で、2017が最後の撮影なってしまいました。今回、その後の状況?を見て来たのですが、上下の駐車場だけでなくゲレンデまでパネルが敷き詰められた大規模発電施設になっていました。
と言う事で、数回使ったことがあるのですが、サエラの南に位置する畑の農道で撮影することにしました。一応、近くの農家の方に撮影する旨伝えてから設置を開始しました。

9月の新月期の天候が悪かったので、2か月ぶりですね。早々に機材を組み上げて設定を開始したところ、ガイドが動かない状況が発覚。ステラナビから赤道儀は動かせるのに、ガイドのキャリブレーションでは何も動かないのです。ガイドカメラの画像はPC上で見えてはいるのですが・・・ 丁度その時、ハルのパパさんとメールをしていたので相談してみたところ、カメラのコントロール部の故障ではないかと言う事で、サブのガイドカメラに交換したところ 動作出来ました。  ビンゴ!!!
予備の機材は重要ですね。

今まで、ASI183MMProは小型センサーと言う事で、小天体を撮影するときに、Extenderと組み合わせて使っていたのですが、カメラ本来の性能を確かめると言う事で、今回はFSQ130EDに直焦点で使用してみました。特に短時間露光も加えて、星像が小さく表現できれば・・・と思っています。

      M33
M33Web
      FSQ130ED+Astrodon LRGB Filter
      ASI183MMPro Gain:270 Ofset:10 -20℃
      L:5min x 10 + 20sec x 12
      RGB:各5min x 3(1x1ビニング)
      Mount:CRUX200HDA
      Guide:GT40+QHY5Ⅲ174M+PHD2
      Software:SI8、PSCC2020

今回の撮影はこれ一枚になってしまいました。ガイドのトラブルでスタートが遅れたこともあるのですが、午前1時過ぎに農家の方々が来て、何と大根の朝取りが始まってしまいました。当然サーチライトを付けての収穫ですので、こちらとしては撮影どころではなく、早々に退散することに・・・
撮影場所はそこの環境を十分考慮しないといけないですね。



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