星より機材

天体写真いつまで経っても暗中模索

5月の新月期、天気予報をにらみながら3日と4日の両日、嬬恋に遠征してきました。今回は南を狙いたかったので、南の暗い空・・・と言う事もあり嬬恋に絞っていました。当日はハルのパパさんと愛妻の丘で待ち合わせ、そこから撮影ポイントに移動しました。4日の昼間の写真ですが、こんな感じです。当然ですが、農作業されている方に許可を頂いて撮影しています。
IMG_1210[1]

前々回の遠征から使用を開始していたASI2400MCproですが、冷却カメラ2台体制を試みた結果、予期せぬトラブルで成果が出せなかったので、今回はカメラ1台で撮影することにしました。
      NGC6334、NGC6357(出目金、彼岸花)
出目金・彼岸花web
      ε-160ED直焦点
      ASI2400MCpro(Gain:158)-20℃
      5min x 25
      Mount:CLUX200HDA
      Guide:GT40 + Starlight Ultrastar +  PHD2
      Software:PS、FlatAidPro、StellaImage

3日と4日両日を使ってケンタウルスaを撮ってみましたが、嬬恋からだと高度が低いのでちょっと厳しかった様です。
      NGC5128(ケンタウルスA)
ケンタウルスAweb
      ε-160ED + Astrodon LRGB Filter
      ASI183MMpro Gain:111 Ofset:10  -20℃
      L:5min x 10、RGB:各5min x 6 (5月3日)
      L:5min x 16、RGB:各5min x 4 (5月4日)
      Mount:CLUX200HDA
      Guide:GT40 + Starlight Ultrastar +  PHD2
      Software:PS、FlatAidPro、StellaImage

4日の撮影は久々のさそり座頭部にして見ましたが、カラフルな表現をするには時間が短かったので、ちょっと地味な感じになっています。
      さそり座頭部
さそり座頭部web
      Aposonnar 
      ASI2400MCpro Gain:158 -20℃
      3min x 32
      Mount:CLUX200HDA
      Guide:GT40 + Starlight Ultrastar +  PHD2
      Software:PS、FlatAidPro、StellaImage

3日4日通して快晴が続いていて、絶好の撮影日和でした。強いて言うとシーイング的には3日よりも4日の方が良かったのに4日にAposonnaを使うという、ちょっとちぐはぐな状況でした。次の新月期は梅雨入り直前?になりますが、何とか晴れてほしいものですね。

なかなか更新できない状況が続いていましたが、4月1日に漸く嬬恋に出掛けて撮影してきましたのでアップします。4月1日でしたのでエイプリルフールではありますが、何とか撮影出来ました。
前回の撮影から4ヶ月も経ってしまいましたが、実はその間に2回ほど撮影には出掛けているんです。が、トラブル続きで凹んでいたんです。(その内容は最後に“メモ”として書いておきます)

季節的に銀河狙いになると言う事で、今回は待ちに待ったε-160ED用のエクステンダーが届きましたので早々に組み込んで出発しました。
Ext
とは言ってもエクステンダー込みで800mmですからちょっと短いので、ASI183MMproと組み合わせてM106を広めに狙ってみました。

      M106
M106web
      ε-160ED + Extender1.5x + AstrodonL RGB Filter
      ASI183MMpro Gain:111 Ofset:10
      L:5min x 27 RGB:各5min x 7(1x1ビニング)  
      Mount:CLUX200HDA
      Guide:GT-40 + Ultrastar + PHD2
      Software:Photoshop、FlatAidPro、StellaImage

そこそこ時間を掛けて撮影していますがガイドが微妙に落ち着かなく、結果として期待したほど解像度が上がりませんでした。改めて気流が良い日に再挑戦したいと思います。

2回のトラブルについて・・・
1回目は、3月6日に朝霧高原で、ASI6200MMproをMaxImDLで、ASI2400MCProをSharpCapでコントロールさせたのですが、ASI6200のFilterがコントロールされていませんでした。原因不明ですが、何故かSharpCapに接続されていた様です。その結果、ASI6200のHαと思われる画像だけが残っていました。
       IC2177
 A10加算TC
      ε-160ED + Astrodon Hα ilter(5nm)
      ASI6200MMpro Gain:100 Ofset:50
      Hα:5min x 10   
      Mount:CLUX200HDA
      Guide:GT-40 + Ultrastar + PHD2
      Software:Photoshop、FlatAidPro、StellaImage

2回目は、3月10日に佐久にて撮影していた時に、ASI2400MCProをε160EDに接続するためにM54の延長管を制作して使用しました。撮影時カメラを回転させる際に、ε-160EDのカメラ回転装置を使用したところ、光軸が思いっきりずれてしまい、それに気が付かず撮影していました。不注意でした。


そこで、今回は岩田製作所さんに50μ厚でリング状のSimを複数制作して頂き、角度調整に使用しました。微調整はキッチン用アルミホイル11μを挟んで使用する事で何とか角度は合わせることが出来ました。
ring
左のリングの内径が54.1mm、右側の内径が42.1mmとなります。
なかなか思う様にはいかないものですね・・・


新年あけましておめでとうございます。

早々ですが、天文ガイド2月号で昨年の11月に撮影した「NGC1555 Sh2-239周辺」が入選いたしました。嬬恋の空と長時間粘ったのが良かったかと思います・・・とは言っても5時間弱ですので、私としては長いと言うところです。
IMG_20211229_0001
年明け早々に良い評価を頂き、今年一年のスタートとしては上出来でモチベーションアップにもなりそうです。

と言う事で、本年も宜しくお願い致します。

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