星より機材

天体写真いつまで経っても暗中模索

今回、久しぶりに予約買いをしてしまいました。何かというと・・・

        EOS Ra
IMG_5854


丁度12月5日発売で、早々に購入してきました。実際の天体撮影は月齢の関係で少々先になりますが、先ずは簡単な比較のテストを行ってみましたのでアップしてみようと思います。

1、ダークノイズ比較
  天体撮影用としてフルサイズの一眼はEOS6D冷却改造を使っていますので
  それとの比較をしてみます。先ず6D非冷却、6D冷却、Raの順でアップします。
  尚、撮影条件はISO 25600で3分露光し、再生画像はカメラ内現像のjpegを
  Photoshopで強調(ヒストグラム0~50の部分を0~255に拡張)しています。
  またアップの際にリサイズしています。

         6D非冷却
6DNomal
          6D冷却
6DCooled
          Ra
Ra

結果は御覧の通りで、Raはそれなりに進化していますね。冷却無しでも全く問題ない様に思います。

2、通常撮影の比較
  メーカーは、通常撮影はお勧めしないと警告を出していますが、それはそれと
  して、EOS5D(Normal)と比較してみました。撮影条件はISO 640、P (5D)
  C1(Ra)、W/B Auto で撮影してPhotoshopでリサイズしています。尚、
  個人情報が入っているとまずいのでボカシてあります。左側Ra、右側5Dです。
比較1
  この写真では空の色と紅葉の葉の色が多少異なって見えますがその程度
  に収まっていました。
         
と、言う事でご参考まで。 ファーストライトが楽しみです。

最近、天候が安定して来ているので、久々の2連チャンに挑戦してきました。

1日目(29日)、関東北部が悪天候の予想となっていたので南西方向の朝霧高原で撮影を計画したのですが・・・  いつものアリーナ駐車場(上段)へ到着してみると、翌日にお行われるドッグイベントの為閉鎖されていて、下段に移動してから設置をすることになってしまいました。既に設置されていた方がいて、その方々は早々に撤収作業を始めて居られました。想定はされましたが、下段に車が集中して、更には撮影中も車の出入りが多く、お世辞にも良い環境とは言えませんでした。
9時ごろから撮影を開始しているところに、モカのパパさんから連絡が入り、嬬恋は雪がちらついているとのことで、天候面では良い選択だったようですね。

       IC410
IC410-2web
        FSQ130ED+Astrodon LRGB
        QHY16200 -20℃  
        L:5min x 10 、RGB:5min x 4(2x2ビニング)

       NGC2170周辺
NGC2170web
        FSQ130ED+Astrodon LRGB
        QHY16200 -20℃  
        L:5min x 18 、RGB:5min x 8(2x2ビニング)

結果論ですが、悪い環境の中で撮影したにも関わらず、仕上げてみると、結構良かった様に思います。シーイングはそこそこよかったし・・・
ところで、隣で撮影されている方と話している中で、私が明日嬬恋で撮影予定であることを話したところ、その方は昨日天城高原で撮影していたという事で、同じ2連チャンの方でした。久しぶりの晴れ間なので皆さん頑張っているご様子がありありでした。


2日目(30日)、明け方機材の撤収を終えてから早々にモカのパパさんの基地に向かって移動開始。実は、途中で一旦自宅に帰って休もうかとも考えたのですが、高速の東京方面上りの渋滞が15kmと出ていたので、諦めて圏央道で関越に向かって方向転換。車両がPHEVなので途中充電しながらのんびりと移動して行き、お昼過ぎに基地到着しました。4時ごろモカのパパさんと基地を出て、嬬恋に向かいました。

       M45
M45web
        FSQ130ED+Astrodon LRGB
        QHY16200 -20℃  
        L:5min x 13 、RGB:5min x 4(2x2ビニング)

       馬頭星雲周辺
馬頭・燃える木2web
        FSQ130ED+Astrodon LRGB
        QHY16200 -20℃  
        L:5min x 10 、RGB:5min x 4(2x2ビニング)

定番の構図なので、きちっと撮ろうと思っていたのですが、途中から急激にシーイングが悪くなってしまいました。ガイドは暴れるし撮影結果はボケボケになってしまい、まだ撮影時間はあったのですが、途中で引き揚ることにしました。(その中で撮影したのが馬頭星雲ですが、かなり甘いですよね)
疲労も積み重なってきていたので程ほどで引き揚げるのが無難だったかもしれませんね。

と言う事で、お疲れさまでした。

モカのパパさん、ありがとうございました。

この所、天候が安定して来たように思いますが、これから撮影の機会が増えて来ると良いですね。そこで早々にモカのパパさんと連絡を取って10月31日に嬬恋まで行って来ました。丁度夕方の5時前に現地に着いて、まだ明るい中でセットアップを開始したのですが、空はドン曇り。 結果、8時過ぎに雲が切れ始めて、撮影開始は9時過ぎてからになりました。丁度雲が切れたところにモカのパパさんも来られ、タイミングよく撮影準備をされていました。

       IC1805(ハート星雲)
ハートweb
        FSQ130ED+F3Reducer+Astrodon LRGB
        QHY16200    ℃  
        L:5min x 6 、RGB:5min x 4(2x2ビニング)

IC1805の撮影終了後にCamera Control Windowを見ると、何とCoolerがオフになっているのを見つけてしまいました。その時は諦めてしまったのですが、帰宅後、一応画像処理を進めてみたのでアップします。
温度が特定できないので、ダークなしで処理してみると、ホットピクセルがあまりにも多くて使えない状況でした。そこで、当時の外気温(+4℃前後)と同程度にカメラを冷やし(冷蔵庫の冷蔵室で)、Coolerオフでダークを作成してみました。このダークを使用した結果は、適度に合っていた様です。細かく見るとホットピクセルの分だけ黒点になって現れているのですが、何とか目立たない様にはなりました。
一方、コンポジットはSI8で行っているのですが、今回はRGB各画像がうまく重ならず(部分的にずれる)、PixInsightのStar AlignmentとImage Integrationを使って見ました。実用は初めてですが、歪んだ部分のズレを矯正して合わせ込むところは流石ですね、感心しました。

        M78
M78-3塵取web
        FSQ130ED+Astrodon LRGB
        QHY16200  -20℃  
        L:5min x 10 、RGB:5min x 4(2x2ビニング)

最近の私の撮影方法では、基本的に周辺減光が発生しない状況(比較的小さなセンサーを使用するとか、光学系を絞るなど)で撮影し、なるべくフラット画像は作成しなくて済むようにしているのですが、F3ReducerとQHY16200の組み合わせでは、センサー前の窓枠で影が出てしまうので、IC1805の方はLEDパネルでフラットを撮っています。今までの経験で、スカイフラットの方が合う様なのですが、半分諦めていた画像なので、サクッと撮ってみた結果、適度に合っていたので助かりました。

使用したソフト
撮影   :MaxImDL6.2
ガイド   :MaxImDL6.2 
画像処理:SI8(ダーク減算、フラット補正、カブリ補正)、PixInsight(コンポジット)、PScc(画像強調他)


これから先も天候が安定すると良いのですが、如何なりますか・・・

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